4.自作PCで使ってきたパーツ類
自作PCで使ってきたパーツ類の紹介です。手放してしまったモノもいくつかありますが,捨てられずに手元に残っているパーツが結構ありましたので,
一度整理しておこうとの思いから作ってみたページです。古いパーツが多いので,一昔前のPC自作の状況を知っていただけるかと思います。
4.1.CPU
自作PCで使ってきたCPUです。これまでに6つのCPUを使って自作PCを組んできました。 |
Intel Celelon 300Aはじめて自作したPCに使いました。比較的安価なslot1用CPUですが,OC(オーバークロック)によって450MHzで使うのが当時,流行っていました。 OCも考えてはいましたが,最上位のPentiumVの入手により,結局OCすることは無く,ヤフオクで手放してしまいました。 |
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Intel PentiumV 400MHz当時,slot1用CPUの最上位だったPentiumVがどうしても欲しくなり,ヤフオクで中古品を入手しました。以後,4年間メインマシンのCPUとして働いてくれました。 CPUクーラーがある裏側の画像はこちらです。しかし,このCPUクーラーですが,どうやっても外すことが出来ません。 ぶっ壊すしかないんでしょうか。まあ壊しませんけど・・・。 |
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AMD K6-V 400MHzAMDが開発したx86互換のCPUです。所有しているのは400MHzですが,K6-V 450MHzがsocket7用CPUとしては最も高速なCPUだったとか。当時,話題にもなっており,AMDのCPUがどんなものなのか知りたかった こともあって,対応するsocket7マザーボード(FREEWAY FW-TI5VGF)と一緒にヤフオクで中古品を入手しました。 しかし,画像右のエンブレムがなんかカッコいいです。 CPU裏面の画像はこちらです。 CPUクーラーはこちらを使いました。 |
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AMD Athlon64 3000+ 1.8GHzIntelに先駆けてAMDが64bit命令セットに対応したCPUを世に出したのですが,これからは64bit OSやアプリケーションが主流になるだろうとの思いから。 2004年にAthlon64を使った自作PCを組むことにしました。同じ時期に,Windows XP 64bit版も出たこともあって,いつか32bit版から入れ替えようとは思っていたのですが, 動かなくなるアプリケーションがあったりするとかで,結局OSを64bit版に入れ替えることなく終わってしまいました。 CPU裏面の画像はこちらです。 CPUクーラーはこちらのリテール品を使いました。 |
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Intel Core i5 2500K(Sandy Bridge) 3.3GHz2004年以来,7年ぶりの自作PCで選んだCPUは,Intel Core iシリーズ第二世代(Sandy Bridge)のCore i5 2500Kです。世はマルチコアCPUの時代になっていましたが, この時期,AMDはIntelのライバルとして機能しておらず,IntelのCPUを選ばざるをえませんでした。最上位のCore i7という選択肢もあったのですが, 重いゲームをするわけでもなく,動画編集などをすることもなかったので,比較的コスパのよさそうなCore i5(4コア,4スレッド)を選択しました。 CPU内蔵のグラフィック(intel HDシリーズ)を使えば,グラボも不要ということで,拡張カードはほとんど必要なく,安価に組み上げられたと思います。 自作して以来,8年経ちますが,今年(2019)に入っても,しばらくの間はメインマシンとして稼働していました。 参考までに,Core i5 2500Kのハードウェア情報とベンチマークスコアは以下のような感じです。 ・CPU-Zによるハードウェア情報 ・Cinebench R20によるベンチマークスコア CPU裏面の画像はこちらです。 CPUクーラーはこちらのリテール品を使いました。 一応,銅柱入りのようです。 |
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AMD Ryzen 5 2400G 3.6GHz2011年以来,8年ぶりの自作PCで選んだCPUというかAPUは,AMD Ryzen 第一世代のRyzen 5 2400Gです(2000番台なのですが第二世代ではなく、なぜか第一世代のようです)。このAPUを選んだ理由ですが「コスパ最高!」ってことに尽きると思います。 内蔵のグラフィック(RX Vega 11 Graphics)により,もちろんグラボ不要ですが,ゲームをやらない自分にとっては充分すぎるグラフィック性能を発揮します。 参考までに,Ryzen 5 2400Gのハードウェア情報とベンチマークスコアは以下のような感じです。 ・CPU-Zによるハードウェア情報 ・Cinebench R20によるベンチマークスコア APU裏面の画像はこちらです。 CPUクーラーはこちらのリテール品を使いました。 |
4.2.マザーボード
自作PCで使ってきたマザーボードです。 |
ABIT BH6はじめて自作したPCに使いました。slot1マザーボードで,チップセットは「440BX」です。CPUはここのスロットにファミコンカセットのように挿し込みます。 このマザーボードはOC(オーバークロック)に対応しており,Celelon 300Aとの組み合わせによるOCが当時,流行っていました。 しかし,やはり貴重なPCパーツが壊れてしまうのが怖くて,OCすることは無く,やがてCPUをPentiumVに交換してしまいました。その後,しばらくの間,メインマシンとして 稼働してくれましたが,2004年にその役目を終えて眠りにつきました。 今ではPCIバスも無くなりつつあるように思えますが,このマザーボードにはISAバスがまだ付いてたんですね。 |
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FREEWAY FW-TI5VGFAMD K6-Vに対応したsocket7マザーボードで,チップセットは「VIA MVP3」です。ヤフオクで中古品を入手しました。K6-Vを乗せて,2004年くらいまではサブマシンとして 健在でしたが,徐々にスペック不足を感じるようなり,Linuxマシンとしてたまに使用していましたが,2005年に役目を終えて眠りにつきました。 ソケット周りの拡大画像はこちらをご覧ください。 |
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MSI K8T_Neo-FIS2RAMD Athlon64に対応したsocket754マザーボードで,チップセットは「VIA K8T800」です。2004年に組み上げてから2011年までの7年間,Athlon64を乗せてメインマシンとして 特に不具合もなく稼働してくれていましたが,世代交代により眠りにつきました。 ソケット周りの拡大画像はこちらをご覧ください。 |
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Asrock H67DE3Intel Core iシリーズの第二世代(Sandy Bridge)と第三世代(Ivy Bridge)に対応しているLGA1155マザーボードで,チップセットは「INTEL H67」です。2011年に組み上げてから2019年の最近までCore i5 2500K(Sandy Bridge) を乗せて,メインマシンとして稼働していました。 |
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Asrock B450 Pro4AMD Ryzenシリーズに対応しているマザーボードで,第三世代のRyzenにも対応しています。ソケットは「AM4」で,チップセットは「B450」です。2019年7月に組み上げてAMD Ryzen 5 2400G を乗せて,メインマシンとして稼働中です。 |
4.3.メモリ
自作PCで使ってきたメモリです。 |
SDR SDRAM PC100はじめて自作したPCに使いました。Single Data Rate,動作周波数100MHzのメモリです。 |
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SDR SDRAM PC133自作PC 2号機にて使用しました。Single Data Rate,動作周波数133MHzのメモリです。 PC100から若干の性能UPですが,あまり変わりませんね。 |
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DDR SDRAM PC3200(DDR400)自作PC 4号機にて使用しました。Double Data Rate,動作周波数400MHzのメモリです。 「DDR SDRAM」は「SDR SDRAM」の2倍の速さ(データ転送速度)となります。 |
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DDR3 SDRAM PC3-10600(DDR3-1333)自作PC 5号機にて使用しました。Double Data Rate 3,動作周波数1333MHzのメモリです。 「DDR2 SDRAM」が「DDR SDRAM」の2倍の速さ(データ転送速度)で,「DDR3 SDRAM」は「DDR2 SDRAM」の2倍の速さなので「DDR SDRAM」の4倍の速さ, 「SDR SDRAM」の8倍の速さということになります。(ちなみに,現在の主流となってる「DDR4 SDRAM」は「DDR3 SDRAM」の2倍の速さです。) 自作PC 5号機には16GB(4GB×4)のメモリを積んでいました。ただ16GBのメモリを使い切ることはまずありませんので, 4GB分は高速のRAMディスクにして一時ファイル格納用として使用していました。 このRAMディスクのCristalDiskMarkによるベンチマークスコアでは,このような数値が出ました。 ちなみに,今年になってからOSを入れ替えたSSD(Intel 545s SSDSC2KW256G8X1)のスコアがこちらです。 RAMディスクがいかに高速なのかが,わかるかと思います。 |
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TEAM DDR4 2666Mhz PC4-21300自作PC 6号機より,ようやく現在(2019)主流となっているDDR4 SDRAMを使用することになりました。 前述したとおり,「DDR4 SDRAM」は「DDR3 SDRAM」の2倍の速さ(データ転送速度)となります。 Ryzen 5 2400Gの内蔵GPUが2GBのメモリを使用する設定としているため,RAMディスクとしては使用しないつもりですが,今後メモリを増設した場合は,するかもしれません。 余談ですが,このメモリはアマゾンプライムデーのタイムセールで2000円OFFで購入しました。Ryzenとの相性問題が心配でしたが問題なく動作しています。 |
S3 ViRGE/DX 4MB PCIはじめて自作したPCに使いました。ViRGEはコンシューマ向けで初めて3Dのハードウェア処理に対応したということで非常に有名らしいです。よくわかりませんけど・・・。(笑) ViRGE/DXはViRGEシリーズの第二世代にあたります。メモリ搭載は4MBですから,機能としてはそれなりだと思います。ヤフオクで手放してしまったので,手元にはもうありません。 |
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RIVA TNT 16MB AGP自作PC 3号機にて使用しました。ヤフオクで入手した中古品ですが,性能的にも特に不満はありませんでした。 |
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RIVA TNT2 32MB AGP自作PC 2号機にて使用しました。これもヤフオクで入手した中古品ですが,当時は高性能なビデオカードとされており,性能的にも特に不満はありませんでした。 |
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GIGABYTE R955128D 128MB AGP自作PC 4号機にて使用しました。上記3つのビデオカードの出力端子はVGAのみですが,このカードにはDVI端子も付いています。 AGPスロット付きのマザーボードであれば,今でも使えるのかもしれませんが,現行マシンのマザーボードには付いておらず使用できません。 自作PC 5号機以降,CPU内蔵のグラフィックス(Intel HD Graphics 3000,RX Vega 11 Graphics)をHDMI接続で使用していることもあって,現構成で使えそうなビデオカード(グラフィックボード) は1つも持っていないということになります。 |
4.5.サウンドカード
自作PCで使ってきたサウンドカードです。 |
Creative Vibra 128 PCIはじめて自作したPCに使いました。PCから音を出す目的だけのために購入した安価なサウンドカードです。近年のマザーボードには オンボードサウンド機能が普通に搭載されており,別途サウンドカードを買って装着することは少なくなってきたと思います。 |
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Xwave A571 T20 PCI自作PC 2号機にて使用しました。性能的に特に不満はありませんでした。今は,もう使っていません。 |
4.6.その他パーツ
自作PCで使ってきたその他のパーツです。 |
Apacer M.2 NVMe PCIe Gen3 x2 SSD 240GB自作PC 6号機より,ストレージにM.2 SSDを採用することにしました。PCIe x2接続のSSDで,PCIe x4接続用と比べてしまうと劣るのですが,SATA3接続のSSDと比べるとリードで3倍, ライトで2倍という速さであり,充分高速なストレージであると言えます。 PCIe接続のM.2には発熱しやすいという問題があり,敢えてx2のほうを選びました(ってゆうか実はx4よりも格段に安かったからというのが本音です・・・(笑))。 それでも,アプリケーションインストールの速さなどでPCIe接続M.2の速さを実感することができます。 発熱対策として,一応ヒートシンクを付けており,CristalDiskMark実行時の温度は59℃まで上昇しましたが,許容範囲内だとは思います。 なお,CristalDiskMarkによるベンチマークスコアは,このような数値でした。 参考までに,SATA3接続のSSD(Intel 545s SSDSC2KW256G8X1)のスコアはこちらで,SATA2接続HDD(TOSHIBA DT01ACA300 3TB)のスコアは こちらです。 |
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IO-DATA GV-MVP/RXTVチューナー付きのビデオキャプチャーです。自作PC 2号機から5号機まで使用していたのですが、Windows XPまででしか使えないことや, 地デジ放送への完全移行に伴い、使用することは無くなりました。 |
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PROMISE Ultra100 PCI自作PC 2号機にて使用しましたが,実は昨年くらいまで,自作PC 5号機でも使用していました。Ultra ATA 100に対応したIDE規格のHDDを 使用するためのインタフェースカードですが,自作PC 2号機で使用した際は,マザーボードがATA 66以降に未対応だったため, ATA 66対応のHDDを使えるようにする目的で導入しました。 また,自作PC 5号機のマザーボードにはIDE端子自体が無く,そのままではIDE規格のHDDや内蔵式MOドライブ を使用できないということで,この古いインタフェースカードに頼ることになりました。 しかし,このカードを挿しているとOS(Windows10)の起動時間が極端に遅くなってしまうことが判明し,外してしまいました。 おそらく,今後も使用することは無いでしょう。 |
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corega FE PCI-TX自作PC 2号機にて使用しました。corega製の100BASE-TX/10BASE-Tに対応したLANカードです。近年のマザーボードにはサウンド機能と同様にLAN機能も普通に搭載されており, LANカードを別途買って装着することは少なくなってきたようです。最近ではゲーム用LANカードというものがあるようですが,まず買うことは無いと思います。 |
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3R SYSTEM DEM-B450CA自作PC 4号機を組む際に購入したPCケース(3R SYSTEM R202Li_450BK)に付属していた電源ユニット(450W)です。 PCケースおよび電源は自作PC 5号機でも継続して使用し,2004年からですから,15年間トラブルもなく稼働し続けてくれました。 |
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MITSUMI フロッピードライブ自作PC 1号機から4号機まで装着していたごく普通の内蔵式フロッピードライブです。 Windows2000くらいまではOSのインストール時にセットアップ用のフロッピーディスクが必要であり,また拡張カードのドライバなども フロッピーディスクで提供されることが多かったため,2000年代初頭までの自作PCにおいてフロッピードライブは欠かせないパーツでした。 しかし,容量が1.4MBほどしかないフロッピーディスクを使う機会は,現在ではほぼ無くなってしまい,現行マシンには取り付けていません。 ちなみに,知らない方はいないとは思いますが,フロッピーディスクの画像はこちらです。 |
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富士通 MOドライブ(MCA3064AP6)自作PC 2号機に増設し,昨年まで自作PC 5号機にも装着していたIDE接続の内蔵式MOドライブです。 現行マシンのマザーボードにはIDE端子がありませんでしたので,PROMISE Ultra100を介して装着していました。 2000年代初頭までは仕事でもMOを使う機会は結構あったのですが,現在ではほぼ使う機会は無くなってしまいましたので,Ultra100のカードと共に外してしまいました。 IDE端子部分の画像は,こちらです。 また,MOメディアの画像はこちらです。 なお,このアダプタを使うことで,使おうと思えばIDE規格のHDDと同様にこのドライブを外付けで使うことができます。 |
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USB接続 PCカードリーダー自作PCのパーツというわけではありませんが,番外として紹介します。今はデジカメなどの記録メディアはSDカード(マイクロSDカード)が主流ですが, 2000年代初頭まではスマートメディアやコンパクトフラッシュといった記録メディアが多く使われていました。これら記録メディアのデータをPCに取り込むために, このPCカードリーダーを使っていました。 ただ今ではもう使っておらず,今後もあまり使うことは無いと思います。 ちなみに,スマートメディア,コンパクトフラッシュと各PCカードアダプタの画像はこちらです。 あと,このようなPCカード型の拡張RAMカードという記録媒体も一時期使っていたことがありました。 |